以前は、琵琶湖などで水温が高くなると発生する植物性プランクトンの影響で、夏場になると水道水がかび臭くなっていました。
しかし、現在では、高度浄水処理の導入により、かび臭の発生はなくなっています。ただ、水道水には消毒のために塩素を入れることが法律で決められており、この塩素の影響でカルキ臭を感じる場合があります。
カルキ臭については、容器にくんで冷蔵庫で冷やせば、あまりにおいは感じなくなります。
また、やかんなどの容器で沸騰させた後、ふたを空けてさらに2~3分沸かし、その後冷蔵庫で冷やせばにおいはほとんど感じなくなります。
ただ、これらの水は塩素が抜けており、雑菌が繁殖しやすくなっているので、できるだけ早めに使い切るようにしてください。